第6回HOIKU*発表会レポート

みなさん、こんにちは!

5月21日に開催した第6回HOIKU*発表会のレポートをお伝えします。

10の学校から総勢54名の学生たちが集まって来てくれました。

 

いつもと同じく『発表→メッセージカード記入→話し合い』という流れでしたが、今回から話し合いのテーマは発表者から出してもらうことで、より深い話し合いをできるよう工夫をしました。

 

まずは、アイスブレイクとして鎌倉女子大学児童文化部のみなさんがバルーンアートを教えてくれました!


想像以上に割れる風船…笑

 

割れるたびに笑いが起こって、とっても素敵なアイスブレイクとなりました。

文京学院大学ピノキオ

4回目の参加となるピノキオ!
得意のパネルシアターを中心に、元気いっぱい発表してくれました!

子どもたちが一緒に参加できるように、掛け合いもとても楽しかったです。


ピノキオからの話し合いのテーマは…

「みなさんが参加型でやるとしたら、どのようなことを気を付けますか?」

でした。

声掛けや子どもたちとのやりとりを含めて、グループで話し合ってくれました。

みんな真剣に、いろんな角度から話し合っています!


話し合いがひと段落したら、グループで話し合ったことを発表してもらいました。


年齢にあった構成にすること、導入で子どもたちの興味を引いてからやる、子どもの反応をきちんとキャッチすることや、声掛けを優しくすることや目線を合わせること、子どものやりたくないを尊重した上で、こっちのほうが楽しいよと誘導することなどがあげられました。

横浜創英大学こどもクラブ

はじめて参加のこどもクラブ!

普段は学校に近くの子どもたちを呼んで、一緒に遊ぶ活動をしているそうです。

この日はHOIKU*発表会のために、演目を作ってきてくれました。


こどもクラブからの話し合いのテーマは

「子どもが飽きてしまった場合にどう関わるのがよいか?」でした。


たくさんの意見がでましたが、共通していたのは「子どもが飽きてしまうことは当然のこと」ということ。

ただ飽きてしまったことを仕方ないと放置するのではなく、オトナの役割を与えてみたり、得意なことを見つけてそちらで集中できる工程を用意しておくことなど、なによりもその子が飽きてしまった原因をちゃんと考えて、かかわってあげることが大切なのでは?という意見が出ました。

ほふく部

発足して間もないほふく部!

オリジナルのペープサートを持ってきてくれました。


ほふく部からの話し合いテーマは

「失敗から学んだこと」


月齢などに合わせた制作物のサイズや色の表現を考えたりする必要性や、遠くからでも見やすい色使いやサイズで表現すること、また練習通りにいかなくても、それを子どもたちと一緒に楽しむ気持ちがあると、子どもがもっと喜んでくれたりするなどという話がでました。

明星大学SMILY

普段、発達障害を持つ子どもたちを学校に招いていっしょに遊んでいるSMILY。

今回は発達障害というのは、わたしたちと全く別のものではなく、わたしたちの中にある特定の「色」が強く出ているんだということを伝えてくれました。


SMILYからの話し合いのテーマは

「あなたはどんな色の傾向がつよくて、先生やまわりの人にどのように接してもらえるとうれしい?」


SMILYが示してくれた七つの色それぞれに「こうしてほしい」が違って、だからこそ一人ひとりに寄り添ってあげたい、という気持ちと、その難しさをみんなが感じてくれたようです。

國學院大學たんぽぽ

今回もたんぽぽらしい、元気で楽しいおはなし会!

「ばけばけばけばけばけたくん」のパネルシアターは、第1回目のHOIKU*発表会で見たものを真似して作ったそうです。真似と言っても、導入やばけたくんのキャラクターなど、たんぽぽらしくきちんと練られた作りでした。


たんぽぽからの話し合いテーマは

「制作物を作るときに参考にするもの」


絵本や授業でならったもの、YouTubeなどを参考にしているといった声や、子どもたちや自分たちの活動そのものをパネルシアターにするといった意見、身振りや声のトーンなどの参考に、うたのおねえさんやおにいさんを参考にしているとか、アレンジをするにしてもまずは真似からはいるほうがいいのでは?などの意見がでました。


アンケート結果はもちろん満足度100%!

いままで一番「学び」につながった!というコメントもいただきました。

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